当社は「助けられ、助ける喜びを、すべての人へ。」をビジョンとして掲げています。
保険という商品は何かあった際に保険会社から保険金を受け取って初めて価値を感じる商品です。
その結果、価値を感じる経験をするユーザーが多くなく、価値を感じにくい商品になりがちです。
過去20年でインターネットにより「社会の見える化」が進み生活がよりよく変わる一方、不安を助長したり、周囲への嫉妬心が生まれることも多くなりました。例えば、新型コロナウイルスは世界共通の敵であるはずなのに、他国を批判したりワクチンを奪い合ったりする世の中に違和感を感じています。
SDGsをはじめとする共通の目標や、新型コロナウイルスのような共通の敵が出てきている中、「社会の見える化」を可能にしたIT技術が享受できる最も重要な考え方の一つとして、当社もビジョンに掲げる「助けられ、助ける喜び」を、世界中全ての人が感じられる仕組みを作ることが可能になることだと考えます。
このような時代の中で保険業界に目を向けた時、保険の最大の価値が「万が一の際に保険金を受け取れること」であるのは議論の余地はないと思います。これはある種左脳的価値であり、今後も最大の価値であり続けると思いますが、今後保険業界は大きく変化すると予測されますし、変化する必要があります。「助けられ、助ける喜びを、すべての人へ。」というビジョンは、「社会の見える化」により実現スピードが加速します。つまり、保険テックが大きな役割を担うと自負しています。
今後ますます発展するであろう保険業界に、このような右脳的な価値を提供し続けることが当社の使命であると考えております。
保険数理コンサルティング会社Millimanで保険数理に関するコンサルティングに従事後、国内外の投資銀行や再保険会社から、商品開発・リスク管理・ALM等のサービスを保険会社向けに提供。
プログラミング: VBA / Swift / Python / Ruby. 日本アクチュアリー会正会員。米国アクチュアリー会準会員。京都大学理学部卒(2004)
ワインエキスパート。
最近はダイビングにどハマり中。
海で思考を整理する時間が好き。