• 2018.05.11

ゴリラで学ぶInsurTech その1の2

justInCaseについてインシュアテック

ゴリラで学ぶInsurTech その1の1からのつづき。


さらに安全スコアという指標も用意してあって、この数値がいいとその分保険料も安くなります。

安全スコア?それはどういった仕組みなんですか?
企業秘密なので詳しいシステムは言えませんが、スマホのジャイロや加速度センサーなどの動きを計測してAIに読み込ませてます。そこからも色々見えるんです。
例えば朝全然スマホが動いてないんだけど昼間動くから買い物に行く主婦かなーとか、朝動きが激しいと通勤かなーとか営業でずっと歩き回ってるのかなーといったデータを客観的にAIで分類をしてます。
次に同じようなパターンの人を集めてきて、その人たちが何をしてるかというところを見てます。

こう見えて真面目です。

クラスタリング?
そうです。クラスタ内を見て計算してスコア化してます。
こういうことしているのは我々が初めてなので今はデータ収集もしつつ、という状況です。
今はまだデータないけど携帯を落とした人のデータが集まってくれば、あ、この人やばい人だとかわかるようになります。
めっちゃおもろいやん!
デザイナーやらエンジニアに進めたいで。彼ら動かないからな。でそういう人はこういうサービス敏感やからエンジニア向けサービスかもしれへんな(笑)
いいですね!機械学習で作ってるという、エンジニアも気になる保険(笑)
でこれは最終的に保険業法の関係でなくなる可能性がありますけど友達プールというシステムもあって、友達が加入すると毎月の保険料が割引になります。
友達同士でスコアが見れるので「こいつ昨日何やってたんだよ」みたいな楽しみ方もできます。これもスーパービックデータで毎朝3時に計算してます。
僕友達いないんですけど…
これを使ってなんとか友達作ってください(笑)でも1人で加入してもアップルケアよりも断然安い設定になってます。
アップルケアってiPhone購入時にしか入れなくて、いざ修理となるとアップルストアは予約必須だし、対応してる公認修理屋に行っても時間かかるしとにかく手間なんですよね。
でもこちらは修理後とは言え、明細と自撮りしたらすぐ振り込んでくれるのですごく簡単で嬉しいです。
これだけの仕組みを一から全部思いついたんですか?
いえ、モニタリングしてる企業はいて、特に見てるのは中国の衆安(チョンアン)という会社です。
中国は実は金融テクノロジーの先進国なんです。クレジットカードはもってないけどWeChat payはみんな持ってるって世界。日本で言うとラインでなんでも支払えますって世界になってます。
でそこがスマホ保険やオンデマンド保険を取り扱っていて、オンデマンド保険は一日単位で5元=75円とかで入れるとかっていう商品なんですけど、のべ5億人以上契約してて、中国人全員目指すくらいの勢いでインフラ化してる。で当然日々状況をスコアリングされてスコアがいい人には安くって世界が実現されてます。

※2016年時点で総人口およそ14億人

隣国ではこんなすごいこと起こってるのに日本の保険業界の人は知らないんですよ。
もし5億人全員なら、15円でも一日75億円動いてる計算やな!ちなみにチョンアンの支持される理由、特徴ってなんなんや?
日本と同様に対面とか紙とか、めんどくさかったのがスマホアプリで気軽にサクッと入れるのが支持されてるみたいです。
中国では他に色々気軽に入れる保険サービスが増えてて、例えば渋滞保険とかあって渋滞に入ったらガソリン代その分出すとかガソリン券配布とかするのとかあります。
位置情報の親和性がいいですね!

実は呼吸がしづらい

そうなんですよ。渋滞に入った情報とか渋滞情報とかスコアリングしてマッチングすればいいんで、実は結構真剣にウチでもできないか考えてます。
僕もそう思います!今後はそういった保険商品を展開していく予定ですか?
そうですね、例えば構想段階ですが、1日ケガ保険をやります。スマホで24時間単位で加入する仕組みです。
例えば登山とかケガが怖いなっていう時にかける保険ですね。アプリで出発する前とか、登山前に入っとくとかサクッとできるようにしたいです。
森ガールとかいろいろありますからね。保険に入る必要があるような仕事だったら仕事前に入るとか、かなり柔軟な対応ができそうです。
他には1日モノ保険です。やっぱり動画など撮ってもらうことになるのでスマホ持ってる人限定ですけど MacBook とかカメラとか一日単位で入れる修理費用保険です。
あとは日本初になると思ってるんですけどスマホ保険の特約で盗難紛失保険。位置情報は常に許可にしてもらっておけば、抑制効果あると思うんですよね。それでなかなか悪いことしようと思うの減ると思う。
これも前例がないので社会実験ですね。不正請求めっちゃ来たらやめるかもしれません。
あとはフリーランスの失業保険とか、美容整形失敗したら保険とか。
美容整形失敗したら保険?
美容整形とか失敗の判断難しいじゃないですか?でも匿名で写真アップしてもらってそれをみんなで見て、これはひどいなーとかいや失敗じゃなくね?って投票するとか…ただ夢物語なところはあるので今はリアルなところから始めていってます。
色々おもしろい商品を考えられてますね!でもいずれも若年層向けな気がしますが?
今の保険会社の顧客層って中年〜高齢者ばかりなんですね。若年層が少ないんですよ。なのでその若年層の方々が少ない費用で入れる保険を狙ってます。
なるほど!これは大きくなること間違いなし!
とりあえず今スマホ保険入りますわ(笑)

1話にするつもりが盛り上がりすぎて急遽2話にすることに!
Next Episodeは仮想通貨x保険、
ゴリラ達の名前の由来でもあるIXTを取り上げる!

ゴリラで学ぶInsurTech その2の1

ずっとお菓子食べてた二人

寄稿/IXTConvoy

justInCase / そのスマホ、画面が割れる前に。